まいにちを、ていねいに。

料理家・ライフスタイルデザイナー 太田みお Official Website



ABOUT 太田みお




料理家/ライフスタイルデザイナー
太田 みお Mio Ota

季節のおもてなし料理とテーブルコーディネートの教室
lifestyle atelier MAGNOLIAを主宰。

その他、企業へのレシピ提供、各種媒体でのコラム文筆をメインに活動。


暮らしそのものをアートととらえ、日々を心豊かに送るアイディアを発信している。


早稲田大学で芸術学を学び、外資系レコード会社の音楽ディレクターを経て、料理の世界へ。 辻調理師専門学校で日本料理とフランス・イタリア料理を、ル・コルドン・ブルーでフランス料理を学び、ナチュラルフードやハーブ、食育の資格も保有。 



<資格等>
辻調理師専門学校 日本料理講座修了
辻調理師専門学校 西洋料理講座修了
食育指導士
ナチュラルフードコーディネーター(最優秀賞受賞)
ハーブコーディネーター
FEJ プリザーブドフラワーアレンジメント ディプロマ
Style Saisons ホスピタリティ&マナー講座修了
(Style Saisons認定ホスピタリティサロネーゼ)
CCC パーソナルカラー ベーシック・アドバンス・ビジネスコース修了


Mio Ota   Food & Lifestyle Designer

She manages a cooking salon “lifestyle atelier MAGNOLIA” teaches seasonal hospitality dishes and table decoration.
Also she writes columns and makes recipes for companies. She captures life as an art and creates an idea to color the lifestyle.

1985, she was born in Fukuoka, japan. She spent her childhood in Sandiego, CA USA. She mastered Arts and science and Sociology at Waseda University. After graduated from there she worked as a Director/Product Manager in Universal Music. Then she started her career as a food & lifestyle designer. She studied Japanese, French and Italian cooking at Tsuji Cooking College and French at Le Cordon Bleu. She is also a mom of two kids.  


*... STORY...*

1985年福岡生まれ、幼少期の5年間をアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで過ごし、その後高校卒業まで熊本で育ちました。
サンディエゴでは、イースターやハロウィン、クリスマスなどアメリカならではの季節のイベントや、母が大切な人を招いておもてなしをするホームパーティを日常的に体験し、子どもながらにその日々の華やかな記憶が心に残っています。

早稲田大学第一文学部では芸術学や社会学を学び、在学中にドイツ人写真家Aram Dikiciyanのアシスタントや、カルチャーマガジンWoolyのアート担当エディターとして活動、広告代理店などでのインターンシップも経験しました。
大学4年生の卒業目前に、当時お付き合いしていた男性と結婚。
卒業後はレコード会社Universal Musicでクラシックや洋楽のA&Rディレクター、全社のロイヤリティ担当などを経験し、インターン期間から含めると約7年間この会社で働きました。才能あふれるたくさんの素晴らしいアーティストとともに、人の心の支えになる音楽を世に送り出せたのは、とても素敵で貴重な経験となりました。

しかし、がむしゃらに走り続けていたその頃、自分の体に病気が見つかりました。20代前半でのことです。子宮内膜症卵巣チョコレート嚢腫という病気でした。大きくなった卵巣の腫瘍とともに、片方の卵巣の大部分を切除する手術をしました。子宮内膜症は、不妊の原因にもなること、卵子の数が残り少ないため私の体で妊娠はハードルが高いことが分かり、目の前が真っ暗に…。それまでは、深夜まで及ぶ多忙で責任の重い仕事や、そのストレスから朝まで業界の人々と飲み明かすような日々でしたが、病気のことがきっかけとなり、少し立ち止まって、日々の暮らしや自分の人生の優先順位についてじっくりと考えるようになりました。

ちょうどその頃、職場での人間関係もうまくいかず、仕事の成果もうまくだせずにいました。仕事もプライベートも大きな壁に当たり、ついに心と体が壊れかけてしまいました。心と体の健康のために、卵巣切除の手術のあと長いお休みをいただいて、かねてから夢見ていた、沖縄の波照間島をひとり旅する機会を作りました。その旅が、その後の人生の選択に大きな影響を与えてくれたのです。

波照間島では、さとうきび狩りに精をだし、毎晩満天の星空を眺め、夢のように青い「波照間ブルー」の大きな海を見つめて過ごしました。その旅で出会った島の人々の地に足のついた丁寧な暮らしには、深く感動しました。女性たちは、道ばたにはえている雑草の美味しい調理のしかたを熟知していて、男性たちは自ら狩った動物や魚をさばき美味しく料理してふるまってくれ、毎年おとずれる大きな台風で壊れた家は自分たちの手で直し、日々使う石鹸も家族のために手作りしていました。
私たちが都会の便利な生活のなかで失った、人としての「生命力の強さ」のようなものを、沖縄の人々から感じました。壊れかけていた私の心と体は、人としての真の強さに触れることで、めきめきと癒えていきました。
そして、その旅の道中で2011年3月の東日本大震災が起きました。東京に残してきた夫の生死を本気で心配しました。波照間島から東北につながる大きな海を眺めながら、命のはかなさ、自分が授かった人生の時間の使い方について思いをめぐらせました。「生きること、働くこと」について深く考えなおした日々でした。

自分はどんな生き方をしたいのだろう?

考え抜いた末にたどり着いたのが、「料理家/ライフスタイルデザイナー」というお仕事。

毎日のなにげない暮らしの積み重ねこそが、その人の人生になる。
その暮らしは、日々の心から形づくられているということ。

美味しいごはんを丁寧につくること、大切な家族や友人たちと楽しい食卓を囲むこと、お気に入りの家をつくって、大切に住まうこと。目の前の小さなできごとに幸せを感じたり、なにげない風景を美しいと感じる。そういった小さな「しあわせの瞬間」がたくさん重なれば、とてもすばらしい人生になるのでは…?

私の生活の拠点は東京で、その東京の忙しい暮らしのなかで精一杯生きている人々のために、私ができることはなんだろう?

必死に頑張ってもうまくいかなかった会社員時代の経験、女性として子孫を残せないかもしれない、夫を幸せにできないかもしれないという絶望感、そういうぎりぎりのところで飛び込んだ波照間島の旅の時間、震災という大きなできごとが教えてくれたことから、私は人々の暮らしの「しあわせの瞬間」を創り出すお手伝いをしたい。と確信が持てました。それも、相手の顔が見える距離で、心を通わせながら、活動をすることこそが大切だと感じました。

私は昔から食いしん坊で、美味しいものを食べる事が大好き。そして、手料理を自宅でふるまい、友人や大切な人たちをもてなすのが大好きでした。やっぱり人生の大部分の時間を占める仕事は「好き」をベースにしたいと思いましたから、旅で気づかされた「シンプルで心ゆたかな暮らし」の大切さを「食」で表現し、人と心を通い合わせることを仕事にできたらいいな、と思いました。

期せずして2012年、夫のインドネシア赴任が決まり、そこに帯同することを決め、それを機に会社を退社し、本格的に料理家/ライフスタイルデザイナーとして歩み始めることができました。あらためて体系的にフランス料理とイタリア料理、そして日本料理も専門学校で学び、自然食やハーブ、食育など食に関するさまざまな資格をとりました。

海外での暮らしを始めながら、料理の勉強に励む日々は、赤ちゃんを待つ日々でもありました。病気を乗り越えて、やはり子どもが欲しくてたまりませんでした。胸のなかから溢れ出す愛情を、惜しみなくそそげるかけがえのない存在が、私には必要でした。毎日空に向かって願い、授かった念願の最初の子どもは悲しくも流産。またまたどん底も経験しました。しかし幸いにも、その後2013年と2015年に、娘と息子を授かることができました。医師に難しいと言われていた妊娠だったのに、奇跡のように私のもとに生まれてくれた、愛おしい無垢な2つの笑顔。子育ては、美しくこなせるものではないし、自分の未熟さと直面することばかりです。こどもたちに成長させてもらいながら、またこどもたちからたくさんの愛をもらって、毎日全力で!暮らしています。

料理家としての主な活動は、自宅で開くおもてなし料理教室 lifestyle atelier MAGNOLIAの主宰です
食べる事は生きる事。
まずは日々の食卓から幸せを感じる事が大切だと思っています。
教室では一緒に手を動かしお料理を作り、「おいしい」「美しい」という食卓の喜びを共有したいと思っています。そして、皆様が家に帰ったら、それぞれの大切な人と囲む食卓を、幸せな気持ちで作り上げてほしい。でも、それはあくまで自分自身が楽しいように、頑張りすぎず、無理なくということが大切です。せっかくのおもてなしも、頑張りすぎて自分が疲れ果ててしまったら本末転倒です。楽しいはずの時間が、つらい時間になってしまいます。
無理なく自然に、おいしい料理で素敵なおもてなしをできるようになるコツやポイントを、たっぷりお伝えできる教室であるように、いつも心がけています。

生徒さまが、私の教室で習得したことを、家に帰ってから、大切な人と囲む食卓で活かしてくださっている報告を聞くたびに、とても幸せな気持ちをいただき、心の底からわき上がるようなやりがいを感じます。これまで料理は苦手で全然やる気が起きなかったという生徒様が、私の教室に通い始めて、家で人に料理をふるまうのが楽しみになった!というお声もたくさんいただいています。そういった報告は、心より嬉しく、私の活動の励みとなっています。

日々のおいしい食卓づくり、とっておきの日の素敵なおもてなしのコツをはじめとして、暮らしを心ゆたかに彩るクリエイティブなヒントを様々な形で発信していきたいと思っています。それが、cooking salonではなく、lifestyle atelier の所以です。

松下美央 松下みお